2018.10.10

アドウェイズチャイナ、中国MCN(マルチチャンネルネットワーク)メディア事業において、興格メディア社と戦略的パートナーシップ提携を開始
~成長著しい中国動画市場へのアウトバウンドをサポート~

株式会社アドウェイズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡村 陽久、以下アドウェイズ)の100%子会社である愛徳威広告有限公司(住所:中国上海市、代表取締役:中山 義一)は、日本の動画コンテンツの中国への配信を促進するため、上海興格文化傳媒有限公司(以下興格メディア社)と戦略的パートナーシップ提携を開始いたしました。

2017年12月時点で中国のネットの動画視聴ユーザー規模は約5.79億人に達し、ネットユーザー全体の75%を占めるなど急激に増加しています。(中国互聯網信息中心CNNIC「第41次中国インターネット発展状況統計レポート」)
それに伴い、中国のネット動画配信の市場規模は、2016年12月時点で600億元(約1兆円)、2017年には856億元(約1兆4,000億円)に達すると予測されています。(骨朵伝媒「2016年網生内容産業発展研究白皮書」)
また、ネット動画配信市場の半数以上を占めているネット配信広告市場も、2016年12月時点で355億元(約5,900億円)、2017年は489億元(約8,100億円)、2018年には632億元(約1兆500億円)に達すると予測されており、今後も大幅な成長が期待されています。

市場規模の拡大に伴い、中国での有料配信や版権販売、または再生回数に応じた広告収入を通じてマネタイズできるコンテンツも徐々に増えてきていますが、一方でコンテンツホルダーの許可を得ないまま配信され、本来は得られたであろう収入を得られないケースも多くあります。
また、中国の動画配信サイトから広告収入を得ようとする場合、通常は現地法人を設立するか、現地のパートナー企業を通じ、数十ある動画配信サイトの選定から動画編集、翻訳、アップロード、収益回収を行う必要があり、自社で中国向け配信のリソースを確保することは難しい現状があります。

この度、当社は、多数の動画配信サイトと強いリレーションを持つ興格メディア社と提携し、中国へ動画配信するために必要な一連のオペレーションを引き受けることで、日本のコンテンツホルダーが日本国内向けに製作した動画をそのまま中国向けに配信することが可能となりました。
さらに、中国のネット動画視聴ユーザーに対して、より多く日本のコンテンツを合法的に配信することで、中国の動画配信市場の健全な発展に寄与して参ります。

アドウェイズグループは、今後も市場のニーズに柔軟に対応し、世界中から「なにこれ すげー こんなのはじめて」と言われるよう、尽力してまいります。

本サービスに関するお問合わせ先
株式会社アドウェイズ
担当 平田 盛己
連絡先 hirata.seiki@adways.net

■上海興格文化傳媒有限公司について http://www.xgentertainment.com/

アリババグループ傘下の優酷からの出資を受け、TVドラマ、バラエティ、ライブ・コンサート、PGCショート動画などを手掛ける中国最大手のコンテンツ製作会社。「九州天空上」「鮮厨当道」等、数多くの人気タイトルをリリースしており、「東京女子図鑑」を中国向けにリメイクした「上海女子図鑑」は、2018年5月の配信からわずか一ヶ月半で、「優酷」にて再生回数8.6億回を記録している。