2000年、春。

20歳だった僕は 大阪にいた

中学卒業後すぐに働き始め、それから約4年。レンジフードという、世の中の主婦にはなくてはならないキッチン関連用品を飛び込みで売り続け、ここ数年はトップの成績を収めることができていた。そんな時、テレビでふと目にした「インターネット」という聞き慣れない用語のテロップ。インターネットがこれから全てのモノ・コトを変えていく、とニュースキャスターは言う。それを見て、こんなに世の中が変わっていくのかと衝撃を受けた。

岡村 陽久 HARUHISA OKAMURA Founder and Chairman

その時に、僕は決めた 「インターネット」を仕事にしよう

まだ実感は湧かなかったが、どんなリアルなものよりも未来に直結している気がした。 その時に、僕は決めた。「インターネット」を仕事にしよう。当時の僕は根拠のない自信があり、理屈よりも「とにかく何でも出来る」、「何でも叶えられる」と信じていた。そして2001年2月、僕はインターネット広告を主軸とした会社、アドウェイズを創業した。それからの日々は、まるでジェットコースターみたいだった。刺激的な毎日の中、多くの人の助けを借りながら、常に上を目指して走ることが出来た。アドウェイズを創業した翌年には新卒採用も開始し、着々と社員数も増え、海外展開もスタートした。全てが順調だった。でも、何かが足りなかった……。

お金儲けより大切なこと それは「人儲け」だ

訪問販売をしていた頃、多くの人が喜ぶ姿を目にし、その仕事に心から誇りを持っていた。ずっと芯の部分で変わらないもの。お金儲けよりも大切なこと。会社とは、本当の意味で社員が成長できる場でなければいけないし、顧客や社会、アドウェイズに関わる全ての人に「良かった」と思ってもらいたい。そうして出来上がったのが、アドウェイズのパーパス“全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、すべての人の可能性をひろげる「人儲け」を実現する。”にある、「人儲け」という言葉だ。

全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、すべての人の可能性をひろげる「人儲け」を実現する。

2023年、秋。

大阪のワンルームマンションで 立ち上げたアドウェイズ

大阪のワンルームマンションで立ち上げたアドウェイズは、現在約1,000名を擁する企業に成長しました。アドウェイズを設立した当初は、とにかくがむしゃらに毎日仕事に向き合い、会社を大きくしようと思っていました。会社を経営する立場になると、やはり利益を上げることは大事だと実感します。市場規模や競合優位性などに基づいて経営を行うことも重要です。けれど、一体何の為に会社があるのか?と考えたときに、お金儲けではなく、人の成長を一番大切にしたいと思いました。

岡村 陽久 HARUHISA OKAMURA Founder and Chairman

アドウェイズで仕事をしていて幸せか それを常に考えています

だからこそ、「人儲け」という言葉には、人の成長が第一だという意味を込めました。社員がやりがいを持って働けているか、アドウェイズで仕事をしていて幸せか、それを常に考えています。人の成長を大事にするというのは、口で言うのは凄く簡単だけれど、行動に移すのは凄く難しい。けれど、アドウェイズでは社員がやりたいことが、経営視点で賢い判断でなかったとしても、その社員の成長に繋がるのであれば、全社を挙げて応援できる会社でありたいと思います。実際に今の規模感で社員1人1人の気持ちに耳を傾け、柔軟に対応をしているのはアドウェイズだけだ!と自信を持って言えます。人儲けの精神は社員だけに限りません。広告のシステム一つをとってもアドウェイズのサービスは、「世界で一番クライアントの事を思っているサービスなんだ」と堂々と胸を張って、誇らしく話せる会社にしていきたいです。

アドウェイズという企業を知り 共感してもらえるのであれば 一緒に「人儲け」を実現していけたら 良いなと思っています

ちなみに最初の文章は、僕がみなさんと同じ20代前半だった頃に考えていたことを書きました。みなさんと同じで、僕も自分の今後のキャリアについて真剣に考えていたんです。決して自慢ではなく、当時は「本当に僕は無敵なんだ」と思っていました(笑)。だからこそ、皆さんにも無敵になれる可能性が十分にあると心から信じています。就職先としての企業は、様々な業界や業種、大企業やベンチャーなど、たくさんの選択肢があります。そんな中で、アドウェイズという企業を知り、共感をしてもらえるのであれば、ぜひ入社していただき、一緒に「人儲け」を実現していけたら良いなと思っています。

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